剱流 武士道


剱流 武士道

 はじめまして、日高見 剱(ひたかみ きりは)と申します。

わたくしは剱流 武士道を主宰しています。

武士道。よく耳にする言葉ですが、みなさんは誰かに聞かれて説明することができるでしょうか。

 武士道とは、武士の規範です。我が国の歴史上に登場する武士たちの生き方であり、ルールであり、魂でもあります。

 

武士道、その本質は真理探究の道です。

己は何のためにこの世に生まれ、存在し、どこに向かうのかという事を考えるためのものでもあります。

“サムライ”は、世界中の人間が関心を持ちます。しかし、その当事者である我々日本人は、武士についての知識や武士が学んだ物事について知っているでしょうか。

我が国の“武士”には色々な呼び方があります。そして、時代に応じてその姿も変化しています。防人、武者、武士、兵(つわもの)、志士、士族、軍人、色々です。

それぞれの“サムライ”たちが信じ、守ってきたものを知識として学び、同時に武士が学んだ武芸を並行して身に着ける。

これが剱流武士道です。

剱流武士道では、武士道を

“武を以て道を求めること”

だと考えています。

そして、現代における武士とは

“誰かの代わりに何かと戦い、誰かを守る心を持つ者”

だと考えています。

戦うといっても、物理的に何かと戦うだけではありません。苦しむ人のために何かをすることだって、立派な戦いです。

世のため人のためになる事を実践していくことこそ、現代における武士道ではないでしょうか。

昔から、“花は桜木、人は武士”と申します。

武士の姿は日本人としての手本となるものであり、また武士道を学ぶものはそうあるべきだとわたくしは思います。

我が国は武士の国。

それなのに多くの人が武士について知らないというのは残念なことです。

武士道は我が国の歴史であり文化です。

今こそ、文武両道の武士道を学びましょう。


剱流 武士道    日高見 剱